S君と平和

公共料金払わなくて督促状来まくりの今日この頃。お元気ですか？


今日は２年生（正確には２回生）のS君について書きたいと思います。
ここ２ヶ月ほど私はS君と一緒にヨットに乗っているが、最近不安を感じ始めた。

その不安とは



奇行だ。



症例１
今日の出来事。合宿所で外での作業を終え、合宿所の中に私とS君は和やかに会話しながら入っていく。玄関を抜け、１年部屋の前を通り過ぎ、階段にさしかかったそのとき。
Ｓ君は

全力で、ものすごい速さで階段を上り始めたのだ。



奇行だ。



ただの全力ではない、階段を常に１段飛ばしで上りきったのだ。



考えてみてくれ、合宿所の２階に、１秒でも速く着きたいような幸福が待っていると思うか？
ありえない、待っているのは西尾と小村の肖像画ぐらいだ。

これを奇行と言わずして何を奇行と言う。



症例２
Ｓ君はつけ麺を１ｋｇ食べたらしい。


…



…


奇行だ。


Ｓ君の大食いは有名だ。
しかし、世の中にはさまざまな食べ物がある。
その中からあえて、つけ麺の１ｋｇを選択したのだ。
どう良く考えても、つけ麺の１㎏は途中で飽きるだろ。
つけダレの量を調節したりして味を微妙に変えるのが微かな抵抗だ。
それにも限界がある。

でも、食べちゃう。



まさに奇行である。


待てよ、


Ｓ君はただのバカなんじゃないか？

いや、彼はマジメで賢い奴なはず。

彼を信じるしかない。今後も斉藤の行動に注目である。


文：コーヘー